みなさん、こんにちはクラケンと申します。
今回から株式投資に関する記事を書いていこうと思います。
老後2,000万円問題などをきっかけに、自分で資産を形成し、老後はもちろんのこと、自分の人生を少しでも豊かにしよう、という動きが高まっているような気がします。
その一方で、投資は気になりつつも、
- なんか難しそう。
- 何をどうやればいいの?
- なんとなく怖い
と感じている方もまだまだ少なくないと思います。
僕も実際に投資を始めるまでは、同じように不安を感じていました。
(初めての注文のとき、指が震えたことを今でもよく覚えています笑)
まずは今回の記事で、現在、独身アラサーサラリーマンの僕が、僕と同年代の方やこれから資産運用を始めてみようと思っている方にむけて、
今僕が、やっている株式投資と、なぜその投資をやっているかについて、できる限りわかりやすく解説していこうと思いますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
僕がやっている投資について
では、早速解説していこうと思います。
僕がやっている投資は、大きく2種類になります。
①つみたてNISA (2020年8月より米国転勤となったため、2021年1月現在休止中)
②米国株投資 (つみたて+個別株)
つみたてNisaは、米国へ転勤となったことで現在は休止していますが、トータルで2年ぐらい運用しています。米国株は、日本にいる頃から投資を開始し、現在でも少しずつ続けています。期間でいうと、1年近くになります。
では、順番に解説していきます。(長くなるようであれば、複数回に分けて書こうと思います。)
(※あくまで一般的な情報と僕なりの解釈を基に書いており、また特定の金融商品を推奨するものではありません。あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。)
つみたてNISAとは
この記事を読まれている方の中には、Nisa(ニーサ)という言葉を耳にされた方もいらっしゃると思います。
そもそも、Nisaとは何かというと、
NISAとは2014年から始まった「少額投資非課税制度」で、最長5年間、年間120万円の投資枠から得られた利益に対して税金が非課税になる制度です。
SBI証券 https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_nisa&cat1=nisa&cat2=nisa&dir=nisa&file=nisa_guide.html
となっています。
株式投資、と呼ばれるものの中には、個別株や投資信託(投資のプロにお金を預けて、自分の代わりに運用をしてもらうもの)などがあります。
これらの投資から得た利益(株を売って得た利益や配当など)には、約20%の税金が課せられます。
Nisaを使うと、上場企業の株を売って得た利益や配当に対するこの税金が、免除されるんです!
これって大きいですよね!
例えば、自分が買った株を売って、100万円の利益が出たとします。Nisaの制度を使わずにこの株を売ると、ここに約20%の税金がかかるので、「100万円儲かった!」と思っても、20万円は没収されてしまいます。
これがNisaの枠の範囲内であれば、免除される、ということです。
こんな素晴らしいNisaですが、注意しなければいけないのは、今Nisaの枠、と申し上げた通り、いくつか条件があります。
- 日本在住の20歳以上
- 年間120万円分の投資枠が非課税対象
- 期間は、最長5年間
つまり、年間120万円分の株や投資信託は、その売買によって得る利益や配当金は、最長5年間非課税になります。
では、僕がやっている「つみたてNisa」は、このNisaとどう違うのか。
SBI証券によると、
「つみたてNISA(積立NISA)」は、2018年からはじまった少額投資非課税制度です。
「NISA」と同様に毎年の非課税投資枠から得た利益・分配金にかかる税金はゼロとなりますが、非課税投資枠が年間40万円で、投資期間が最長20年という点で異なります。
「NISA」以上に少額から毎月コツコツ、長期での資産形成を目指す方に向いた制度と言えます。
SBI証券 https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_nisa&cat1=nisa&cat2=tsumitate&dir=tsumitate&file=nisa_tsumitate.html
つまり、つみたてNisaとNisaの違いは下記の通りになります。
つみたてNisa | Nisa | |
非課税投資枠 | 40万円/年 | 120万円/年 |
非課税期間 | 最長20年間 | 最長5年間 |
口座開設期間 | 2037年まで | 2023年まで |
対象商品 | 一定の要件を備えた 投資信託等 | 上場株式、ETF(*1)、投資信託 |
ロールオーバー (保有商品の移行) | 不可(*2) | 可(*2) |
払出制限 | なし | なし |
上記のように、Nisaは、年間120万円に対して、つみたてNisaは、年間40万円までとなっています。
これだけ見ると、年間投資枠の大きいNisaの方がいいように見えますが、一方で非課税対象となる期間は、Nisaが最長5年間なのに対して、つみたてNisaは、20年間です。
つまり、毎月コツコツ積み立てて長期間運用しよう、という方にはオススメな制度だと言えます。
一般的に、株式投資による資産形成においては、短期間で売り買いを繰り返すいわゆる「トレーディング」と呼ばれる手法よりも、長い期間をかけてコツコツ少しずつ積み立てていく方が着実に資産形成ができると言われています。
また、つみたてNisaの対象となる商品は、一定の要件を備えた「投資信託」のみとなっています。
投資信託とは、証券会社などのプロにお金を預けて、手数料などを支払う代わりに運用してもらう、という金融商品です。
投資信託には、買付手数料、信託報酬、信託財産留保額といった費用が掛かります。
(それぞれの詳しい内容については、また別の機会に書くかもしれませんが、参考になるサイトのURLを最後に記載しておきます。)
これら投資信託にかかる費用のうち、買付手数料がゼロのものがつみたてNisaの対象商品となっています。(信託報酬についても、一定水準以下、という要件がついているようです。)
つまり、コストを抑えて、長い時間をかけてコツコツ積み立てることでリスクをなるべく低く抑え、着実に資産形成をしよう、という運用方法をするにあたって、つみたてNisaを使わない手はない、ということです。
また、対象となっている商品も、金融庁が選定したものになっていますので、つみたてNisaの対象商品の中から購入することで、「変な商品をつかまされる」ということはほぼなくなる、と言っていいと思います。
「そうは言っても、そもそも投資をするお金がない」
というそこのあなた!
投資信託は、100円から購入することができます。
なので、みなさんそれぞれの家計の状態に合わせて、できる範囲で毎月コツコツと、貯金をするような感覚で積み立てていくことが可能です。
とはいっても、どんな商品をどんな風に買ったらいいのか具体的に教えてほしい、という方もいらっしゃると思いますので、それについては次回以降の記事でご紹介させていただきます。
ちょっと長くなりましたので、続きは次回の記事で。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回も読んでいただけると嬉しいです!
三井住友DS投信直販ネット
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