みなさん、こんにちは。クラケンと申します。
前回、米国株投資の3つの魅力についてわかりやすく解説させていただきました。
(※まだご覧になっていない方は、こちらからどうぞ)
今回からは、
米国株投資の魅力は理解できたので、実際に米国株の買い方を教えてほしい、という方向けに、
- 米国株への投資方法
- 米国株の買い方
- 米国株投資の注意点
について、わかりやすく解説していきたいと思います。
資産運用!少額から誰でも始められる米国株の買い方【個別株編】
米国株投資と一言で言っても、色々な投資方法があります。
まずは、どんな投資方法があるのか、という点で大きく2種類の投資方法をご紹介します。
2種類の投資方法
米国株への投資方法には、大きく分けて2種類の方法があると言えます。
それは、
- 個別株投資
- ETF (上場投資信託)
の2つです。今回は、その中でも個別株投資に焦点を当てて、わかりやすく解説していきます。
①個別株投資
米国株投資の投資方法、まずは個別株投資です。これは、その名の通り、それぞれの企業の株を個別に自分で買っていく方法のことです。簡単にメリット、デメリットを挙げると、
- 自分の好きな企業を選んで投資をすることができる
- 投資した企業が大きく成長すれば、資産を大きく増やせる可能性がある
<メリット>
- 全て自分で管理をしないといけない
- 投資した企業のビジネスが悪化したり、倒産したりすることで大きく損をする可能性がある
<デメリット>
このような点が挙げられると思います。
個別株への投資の場合、全て自分でポートフォリオ(どの株・金融商品に資金の何%を投資するか)を管理・調整する必要があるため手間がかかりますし、そのポートフォリオ管理がうまくできなかったり、企業分析が適切にできなかったりすると、
大きく資産を減らしてしまったり、最悪の場合、その企業が倒産して、いわゆる「株券が紙きれになる」という状態に陥る恐れがあります。
一方で、うまく管理をし、企業の分析ができるのであれば、個別株に投資をすることで大きな利益を得られるかもしれません。
ただし、以前、積立投資のお話をしたときに、
「ほとんどのアクティブファンドは、インデックスに勝てない」
ということを書かせていただきました。(※参考:米国株で着実に資産形成)
ここでいうアクティブファンドがやっていることは、結局のところ、個別株投資です。
資産運用会社のエリート証券マンが、市場や企業を分析して、儲かると思う企業の株を買ったり、売ったりする、というのがアクティブファンドがやっていることです。
しかし、先ほども書いた通り、ほとんどのアクティブファンドはインデックスに勝てません。
エリートたちがそれを専門的にやっても勝てないもので、僕たちのような素人が片手間でやって勝てるわけがなく、むしろ大きく資産を減らす可能性もあります。
僕自身、個別株投資もやっていますので、個別株投資自体を否定するつもりはありませんが、
個別株投資を自分の資産運用の柱にしてしまうと、大きく失敗をする可能性がある、ということをご理解いただきたいのです。
もちろん趣味レベルでやったり、ポートフォリオの何%かを個別株に投資する、というのはありだと思いますが、
じっくり、着実に資産を育てていきたいのであれば、初めから個別株に資金を投入するのではなく、今後ご紹介するETF(上場投資信託)のインデックス型のものに積立投資していくところから始めるのが、いいのではないかと思います。
そのあと、興味が湧いたら少し個別株にもチャレンジ、という流れがいいと思います。
僕も実際、その流れで投資を始め、現在に至っています。
個別株投資の例外
ただし、例外として、次のような場合は、多少個別株に投資してもいいと思います。
それは、
- 自分がその企業の大ファンである
- シンプルにその企業を応援したい
という場合です。まさに前回の記事でご紹介させていただいたこの↓ツイートの通りです。
応援している会社の株式を買って
応援する合理的ではないかもしれないけど
こんな投資スタイルも好き応援している会社の株式だから
自然と売らなくなるし😊応援している会社のサービスを使って
応援している会社の商品を買って
応援している会社の株式を買う素敵だと思います🥳
— かむい@投資家 (@kabutotomoni) January 27, 2021
ちなみに、僕の知り合いは、スタバが好きで、スターバックス(Starbucks Corporation NASDAQ:SBUX)の株を1株購入して、
「自分もスタバのオーナーの一員になった!!」
と大はしゃぎしてました笑
ちなみに、日本にスターバックスジャパンという会社もありますが、スターバックスジャパンは、この記事を書いている時点で、日本では上場廃止となっているので、スタバの株を買って、スタバを応援しようと思ったら、米国株を買うしかありません。
Starbucks Corporation (NASDAQ:SBUX)は、1株105ドル程ですので、一万円ちょっとで買えます。
また、他にも、マクドナルドやコカ・コーラなど、世界的に有名な企業の株を一株から買うことができ、その企業を応援していく、というのは、個別株投資の最も素敵な部分ではないでしょうか。
まとめ
今回は、米国株投資の投資方法として、大きく2つある投資方法のうち、個別株投資についてご紹介させていただきました。
まとめると、
個別株投資は、
- 市場・企業の分析が必要になり、手間がかかる
- 適切なポートフォリオ管理・企業分析ができないと大きく損をする可能性もある
- 一方で、投資した企業が大きく成長すれば、大きな利益も期待できる
- お気に入りの企業を応援する意味での投資はとても素敵!
ということです。
どちらかというと、個別株投資のリスクの部分がやや多めの内容になった気がしますが、個別株投資そのものは、少額でいいので、どこかで皆さんにもチャレンジしてもらえたらと思っています。
実際僕もやってますし。
というのは、自分なりにその企業のことを調べて、その企業に投資する!と決めて投資すると、その企業に対する愛着がわいてきます。
そして、企業分析や市場分析のために情報を集めることも自分の成長につながります。
資産運用のメインとしてやるには多少リスクがありますが、個別株投資自体は自分を成長させるとともに、新しい世界を見せてくるものであることは断言できますので、
みなさんも応援したい企業があれば、まずは1株から、始めてみてもいいかもしれません。
いきなり個別株を買うのが不安であれば、まずは米国株に関する情報を集めて、その雰囲気を味わうところから始めてみてもいいかもしれません。
米国株情報は、ロイターやブルームバーグなどのニュースサイトから情報をとってもいいですが、個人的には、「モトリーフール」が非常にわかりやすくておすすめです。
※参考:モトリーフール
次回以降、米国株投資のもう一つの方法や買い方、また注意すべき点についてわかりやすく解説していこうと思います。
では、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いします!
(こちらの記事もおすすめです:投資で一番大切な20の教え【バフェットも推薦!初心者にも!】
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