こんにちは。クラケンと申します。
あなたは、学生のころから、英単語をたくさん覚え、文法を習得し、英検やTOEICも一生懸命勉強したけど、
- 実際に英語を話せるようになった気がしない
- 外国人を前にすると英語が出てこない
というような悩みをお持ちではないでしょうか。
僕も、中学・高校とみなさんと同じように英語を勉強し、大学でも英語の勉強をしていましたが、海外を相手にする今の仕事に就いてから、せっかく学んだ英語が咄嗟に出てこない、という経験を度々してきました。
そんな状況を改善するためにいくつかのアプリや英会話教材を試したので、その中からおすすめのものをご紹介しながら、
おすすめの英会話上達方法としてわかりやすく解説していこうと思います。
主に、英語での会話を上達させたいビジネスマン・社会人の方向けに書かせていただきますが、ビジネスマン以外の方もよかったら参考にしてください。
その前に、英語学習の一般的な流れについて知りたいという方や英文法の基礎をきちんと学びたいという方は、次のような記事も参考にしてみてください。
⇒【誰でもできる】英語おすすめ勉強法【英語ができれば世界が変わる】
⇒【英文構造丸わかり】英語文法勉強法!おすすめノート術
【英語上達法】自宅でもできる英会話訓練法
まずは、英会話上達のために必要な要素をざっくりいうと、
- 文法や熟語など、「知識」の習得<勉強>
- 実際に口を動かして話す「技術」の習得<訓練>
の二つの要素があり、「英語の上達」という中には、この二つの側面があります。
今回この記事を読まれているあなたは、「知識」の部分は一定レベル以上をクリアされているかと思います。
となると、必然的にあなたが、英語を話せるようになっていないのは、
ズバリ!英語を話すための「訓練」である!!
と、そげキングさんが高らかに宣言してくれた通り、
英語を話すための「訓練」をしましょう。
先ほどご説明した通り、英語を話せるようになるには、英語を話すための「技術」を身に着ける必要があり、
これは、「勉強」ではなく、「技能訓練」です。
車で例えるなら、
- 知識の習得⇒学科教習
- 技術の習得⇒実技教習
のような感じです。
日本の学校での英語学習においては、最近はもう少し「会話」に比重が置かれつつあるのかもしれませんが、僕らや僕らより上の世代の方々のころは、話すための訓練って、あまり行われていなかったのではないかと思います。
実際に話す練習が圧倒的に不足しているから、いくら英語を勉強しても話せるようにならないんです。
目次に戻る英語を話すための訓練方法
でも、日本じゃあ、英語を話す機会なんてないし…。
と思っている方にオススメの方法を無料でできる方法、有料でできる方法をそれぞれご紹介します。
目次に戻る無料でできる英語上達法
まずは、無料でできる方法を3つご紹介します。
- 英語学習アプリで自作英作文の添削
- シャドーイング
- 英語圏の友達や恋人を持つ
簡単にそれぞれの方法を解説します。
①英語学習アプリで自作英作文
挨拶や自己紹介など、会話の場面で使いそうな表現やスピーチ内容について自分なりに英語で文章を作ります。
その文章をひたすら発話するというのが最もシンプルな方法です。
最初は「音読」になると思いますが、慣れてきたら文章を読まずに、音だけで発話しましょう。
さらに、HiNativeなどの英語学習アプリを使えば、アプリ内にいるネイティブスピーカーの方が、あなたが作った英文を添削してくれます。
そして添削された英文を先ほどと同様にひたすら発話練習する、ということです。
自分の言いたいことをより自然な表現で言うための訓練ができるようになります。
②シャドーイング
これについてはご存知の方も多いと思います。ご存知ない方のために簡単にご説明すると、英語音源で流れる英語と同じタイミング、スピードで言う、という練習法です。
このとき、音源で何て言っているかわからない部分は、あなたが実際の会話でも聞き取れない音です。もしその音源の文字起こししたものなどあれば、それを見て、どんな単語がどんな風に発音されているか理解し、再度シャドーイングを行いましょう。
使用する音源としては、例えば、NHKのラジオ英会話などでもいいですし、スティーブジョブズの演説のような有名なスピーチを使ってもいいでしょう。
あと、シャドーイングとは違いますが、英語の曲を歌手が歌っているのと同じように歌う、というのも一つの手ですね。
③英語圏の友達や恋人を持つ
これは、言うまでもないですね。無料でできる、といっていいかわかりませんが、必ずしもお金のかかる方法ではないので、こちらに入れさせていただきました。
英語圏の知り合いを作る方法としては、先ほどご紹介したHiNativeなどの英語学習アプリで知り合った方と仲良くなる場合もありますし、他にも留学生交流会のようなイベントに参加する、という方法もありですね。
Facebookなどのグループに参加するのもいいでしょう。
目次に戻る有料でできる英語上達法
次に、有料でできる英語上達方法をご紹介します。
え?無料の方法があれば、お金払う必要ないのでは?
と思われたそこのあなた。
はい、基本的には無料の方法でも十分英語の上達は可能だと思います。
じゃあ、なぜ有料の方法を使うかというと、有料の方法の中には、
効率よく英語学習を進めるための方法や学習理論が使われているものがあるから
ということになります。
有料の英語学習教材を使った方が効率的に学習できる可能性が高いです。
ただし、合う合わないはありますので、教材等(特に高価なもの)を購入する際は、
自分が学びたいこと
学ぶ目的
と
教材が提供するもの
がマッチしていることを必ず確認してから購入しましょう。
そうしないと、結果的に有料教材を使うことで時間もお金も無駄にする、ということになりかねないからです。
では、具体的にご紹介していきます。
①有料の英語学習アプリ
先ほどご紹介したHiNativeのような無料アプリ以外に、ELSA Speakのような有料のアプリもあります。
ELSA Speakは、基本的に「英語発音矯正アプリ」になっているので、自分で英文を組み立てて自由に英語を話せるようになるための訓練というよりは、イメージ的には音読に近い部分もあります。
ただ、リエゾン(リンキングともいう。前の単語の最後の音と次の単語の最初の音がつながること。例:take up[テイカップ])の練習コースがあったり、似た音の単語を聞き分ける練習があったり、会話形式の文を使った発話練習があったりと、実際に口を動かしながら行う練習が豊富で、
AIによる発音判定の精度も高いため、英語を話すための口を作るのに最適なアプリと言えます。
②英語学習教材
これは、その名の通り、有料の英語学習教材を使う方法です。
色々有名な英語学習教材が出ていますが、その中で僕がおすすめしたいのは、「パタプライングリッシュ」です。
パタプライングリッシュは、元大手英会話スクールの教務主任をされていた松尾光治さんが監修された「ビジネス英会話に特化した英語学習教材」です。パタプライングリッシュについては、別記事をご参照ください
⇒※参考:パタプライングリッシュ・実践レビュー日記
③英会話スクール
これは、もう説明不要ですね。
英会話スクールに通って、体系的に英会話について学ぶのもありですね。
目次に戻るまとめ
最後にまとめたいと思います。
まず、学生時代から文法を学び、英単語を覚えたのに英語が話せない、というあなたに必要なのは、
英語を話すための「訓練」
です。
そのための方法として、
<無料でできる方法>
- 自作英作文の発話練習(HiNativeなどの活用も)
- シャドーイング
- 英語圏の友達や恋人を持つ
<有料でできる方法>
- 有料アプリの活用(ELSA Speakなど)
- 英語学習教材の活用
(※参考:パタプライングリッシュ・実践レビュー日記) - 英会話スクール
をご紹介させていただきました。
これらを参考にしていただき、あなたに合う方法を選んでいただけたらと思います。
ただ、方法を問わず、一つ共通して言えることとして、英会話の訓練として重要なのは、文法や単語を暗記することではなく、
「聞く」「話す」に重点を置き、とにかく英語を口に出してみること
になります。
自分の趣味に関した内容でも、友達との会話でもなんでもいいので、「いかに英会話を楽しめるか」に重点を置いて、学んでいくことが重要です。
ということで、今回は英会話上達法について解説させていただきました。
あなたの英語学習の参考になれば幸いです。
では、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いします!
目次に戻る
コメント