みなさん、こんにちは!クラケンと申します!
今回は、バイクの免許について解説していこうと思います!費用や期間、また、どの免許でどの種類のバイクに乗れるかについてもわかりやすく解説していきます!
バイクの免許を取るのって、どれぐらいの時間とお金がかかるのかな?
僕でもバイクの免許取れるかなあ…?
ゴンもきっと取れるよ!
ちなみに僕は大学生のときに普通自動二輪免許を取ったよ。
かつての僕みたいに、これからバイクに乗りたい大学生やこれからバイクに乗りたい20代・30代の方のお役に立てればと思います!
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- まだ迷っている方やバイクの免許についてちゃんと学びたい方は、このまま下に進んでください
バイク免許の取り方
まずは、バイク免許の取り方から!
バイク免許は主に2つの方法のどちらかで取ることが可能です。
①免許試験場での一発試験
②教習所に通う
順番に解説していきます。
①免許試験場での一発試験
まずは、免許試験場での一発試験です。
【メリット】
うまくいけば、時間もお金も最も節約できるパターンである。
【デメリット】
受験するたびに費用が発生するため、場合によっては教習所に通うよりも時間やお金を使う結果になる可能性もある。
これは、全国各地にある運転試験場・免許試験センターにいきなり行って、
- 適性試験(視力、色彩識別能力、聴力など)
- 学科試験(原付免許や普通自動車免許保有者は免除)
- 技能試験
を受けて、適性が認められれば、免許が交付される、というものです。
「一発試験」と呼んでいますが、不合格でも何度でも受けられます。ただし、受験のたびに費用が発生します。
【受験資格】
- 16歳以上の方(大型二輪は18歳以上)。
- 視力が両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること。一眼の視力が0.3に満たない方若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。
(過去に取消処分等(初心取消を除く)を受けた方は、受験前1年以内に取消処分者講習を受講し、かつ、欠格期間経過後でなければ受験できません。)
【費用】大型自動二輪免許:22,750円、普通自動二輪免許:22,300円
手数料:6,100円(受験料:2,600円、試験車使用料:1,450円、免許証交付料:2,050円)
取得時講習受講料 大型自動二輪免許:16,650円、普通自動二輪免許:16,200円
【時間】最短1日
試験を受け、適性が認められれば、当日免許証が交付されるので、うまくいけば1日でバイクの免許が取得できます。
自信がある人や自宅の駐車場などで練習ができる方は、一発試験の方が時間もお金も節約できるかもしれないね!
そうだね!でも、一発で合格ができない場合、再受験が必要になるよ。試験を受けるたびに受験料2,600円と試験車使用料1,450円が毎回かかるから、その点は注意が必要だね。
②教習所に通う
次に、教習所に通うパターンです。
【メリット】
学科は、教習所の教材でしっかり勉強することができる。
実技では、教習を通して実技を学ぶことができる上に、卒業検定も基本的に同じコースを使うので、慣れたコースで検定を受けることができる。
⇒結果的に効率よくバイクの運転に必要な知識や技能を学ぶことができる。
【デメリット】
ある程度お金や時間がかかる。
流れとしては、
- 教習所に通い、学科教習・実技教習を受ける
- 教習所の卒業検定を受け、合格する
- 免許試験場で適性試験・学科試験を受ける(学科試験は、必要な方のみ)
- 手数料等を払い、免許が交付される
【費用】
教習所費用:教習所や免許の種類、すでに保有している免許の種類によっても異なる。
免許試験場での手数料:3,800円(受験料:1,750円、免許証交付料:2,050円)(警視庁 『二輪免許試験(指定教習所を卒業された方)』)
【時間】免許の種類によって異なるが、大体1週間~2週間程度
免許の種類 | 学科教習 | 技能教習 | 総教習時間 | 最短教習期間 |
---|---|---|---|---|
普通自動二輪免許(小型限定) | 26時限 | 12時限 | 38時間 | 10日間 |
AT限定普通自動二輪免許(小型限定) | 26時限 | 9時限 | 35時間 | 9日間 |
普通二輪免許 | 26時限 | 19時限 | 45時間 | 12日間 |
AT限定普通二輪免許 | 26時限 | 15時限 | 41時間 | 11日間 |
大型二輪免許 | 26時限 | 36時限 | 62時間 | 16日間 |
AT限定大型二輪免許 | 26時限 | 29時限 | 55時間 | 14日間 |
ある程度まとまった時間やお金が必要になるけど、一発合格を狙って何度も受ける場合と比べると人によっては、結果的に効率のいい方法になるかもしれないね。
そうだね。一発受験で少ない回数で合格できる自信がない人には、教習所に通う方がおすすめかな!
教習所内で友達ができれば、免許取得後に一緒にツーリングに行けるかもしれないね!
ちなみに、バイクの教習所の場合は、車の場合のような公道での実技教習はないです。
バイク免許の種類について
次に、バイクの免許の種類について解説してきます!
バイクの免許には、AT(オートマ)、MT(マニュアル)の2種類があります。
また、大型、中型、小型、原付、のように排気量による区分もあります。
免許の種類 | 原動機付自転車 | 普通自動二輪【小型限定】 (AT限定またはMT) | 普通自動二輪 (AT限定またはMT) | 大型自動二輪 (AT限定またはMT) |
---|---|---|---|---|
排気量 | 50cc以下 | 125cc以下 | 400cc以下 | 制限なし |
AT(オートマ)/MT(マニュアル) | AT/MT | AT/MT | AT/MT | AT/MT |
費用 ※教習所によって異なります。 学割やネット割があるところも! | 約8,000円 | 【普通自動車免許あり】 7-8万円前後 【普通免許なし】 8-10万円前後 | 【普通自動車免許あり】 7-8万円前後 【普通免許なし】 13-15万円前後 | 【免許なし・原付のみ】 20万円前後 【普通自動二輪免許等】 10万円前後 【普通自動車免許あり】 15-18万円前後 |
日数 | 最短1日 | 最短2日 | 1週間程度 | 2週間程度 |
タンデム(二人乗り) | X | 〇 | 〇 | 〇 |
高速道路走行 | X | X | 〇 | 〇 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
AT(オートマ)限定…スクーターやビッグスクーターのようなクラッチ操作によるギアチェンジを必要としない車種のみ運転できる免許
MT(マニュアル)…クラッチ操作が必要なバイクの運転が可能となる免許。AT限定免許で運転できるバイクも乗ることができる。
クラッチとは、エンジンとトランスミッション(変速機)の間に取り付けられていて、発進、停止、変速時にエンジンの力をトランスミッションに伝えたり遮断したりする役割をする「動力伝達装置」のことです。
株式会社エフ・シー・シー 『クラッチ基礎講座』(https://www.fcc-net.co.jp/clutch/what.html)
大型自動二輪免許、普通自動二輪免許には、AT限定、MTの2種類があります。あなたの乗りたいバイクや用途に応じた免許の種類を選ぶ必要があります。
大型自動二輪免許
最初は、大型自動二輪免許。
排気量の制限なくバイクに乗れる免許ですが、一方で、費用や時間が多少かかる免許区分ですね。
後で説明する普通自動二輪免許を取ってから大型にステップアップするパターンもあれば、初めから大型自動二輪免許にチャレンジするのもありですね。
排気量400ccを超える大型バイクを運転したい方は、大型自動二輪免許を取得する必要があります。
どうしても大型に乗りたい人や時間・お金に余裕のある人は、初めから大型自動二輪免許にチャレンジしてもいいかもしれないね!
【費用】
(一発試験の場合)22,750円
(教習所に通う場合)
すでに保有している免許や教習所によって費用が変わります。あくまで目安と思ってください。
・他に免許を持っていない・原動機付自転車の免許のみ持っている場合
⇒20万円前後
・普通自動二輪免許を持っている場合
⇒10万円前後
・普通自動車免許を持っている場合
⇒15-18万円前後
【時間】大体2週間程度
⇒普通自動車免許や普通自動二輪免許をすでに持っている場合は、学科教習の時限数がほぼゼロ、もしくはゼロになるので、その分早く卒業することが可能です。
【排気量】制限なし
【タンデム(二人乗り)】可能
【高速道路】走行可能
普通自動二輪免許
次に、普通自動二輪免許です。
一般的に、中型免許、中免(ちゅうめん)などと呼ばれる免許区分です。
とにかくバイクに乗ってみたい!という方は、まずは中型免許の取得からスタートされるのがいいと思います!
最近は、400cc以下の中型排気量のバイクの人気も高いし、大型免許に比べて取得のための時間や費用も少し抑えられるので、一番おすすめな免許区分みたいだね!
普通自動二輪免許(中型免許)は、おそらく最もポピュラーなバイク免許ではないでしょうか。
費用も時間もそこそこで、バイクの楽しさを十分に味わうことのできる免許と言えると思います。
バイクに興味を持った方は、まずは中型免許の取得から始めてみてはいかがでしょうか。
【費用】
(一発試験の場合)22,300円
(教習所に通う場合)
大型免許と同様にすでにほかの種類の免許を保有している場合、費用や時限数などが変わります。
・普通自動車免許を持っている場合
⇒7-8万円前後
・普通自動車免許を持っていない場合
⇒13-15万円前後
【時間】大体1週間程度
⇒中型免許も、大型免許と同様にすでに自動車免許を持っているような場合は、学科教習の時限数が減り、その分早く卒業できるようになります。
【排気量】400cc以下
【タンデム(二人乗り)】可能
【高速道路】走行可能
普通自動二輪免許【小型限定】
3つ目にご紹介するのが、普通自動二輪免許【小型限定】(以下、小型限定免許)です。
125cc以下のバイクを運転できる免許です。
51cc以上125cc以下の原付二種と呼ばれるバイクは、高速道路に乗れないというデメリットがありますが、維持費が安く、コスパは最強です。
原付二種に区分されるバイクは、道路交通法上は、原付に該当しない、いわゆる普通自動二輪と同じ区分になります。
その一方で、道路運送車両法上では、125cc以下のバイクは原付として扱われます。(※参考:カーライフQ&A バイクについての基礎知識)
ざっくりいうと、
走るときは、ほぼ普通のバイクと同じ。でも、車両の区分は「原付」。
ということです。
原付の場合、公道では時速30キロの速度制限がかけられています。
しかし、原付二種のバイクは、その制限がないため、他のバイクと同じように走ることが可能です。(ただし、高速道路は走れません)
一方、車両としては、原付としてみなされるので、保険をかける際は、原付としての扱いになり、比較的コストを抑えることが可能です。ちなみに、ファミリー特約にも加入可能です。(ファミリーバイク特約(原付特約)とは)
高速道路に乗れないから長距離ツーリングには向かないけど、コストを抑えることができて、バイクの楽しさも味わえる。そして、免許取得のコストや時間も節約できる。まさにコスパ最強の免許区分だね!
【費用】
(一発試験の場合)18,100円(自動車免許等、他に現有免許がなければ、+4,200円)
⇒内訳:受験料 2,600円、試験車使用料 1,450円、免許証交付料 2,050円
初めて二輪免許を取得する場合は、取得時講習(12,000円)、他に現有免許がなければ、応急救護講習費(4,200円)がかかります。
(教習所に通う場合)
・普通自動車免許を持っている場合
⇒7-8万円前後
・普通自動車免許を持っていない場合
⇒8-10万円前後
【時間】最短2日
【排気量】125cc以下
【タンデム(二人乗り)】可能
【高速道路】走行不可
原動機付自転車
最後にご紹介するのが、原動機付自転車免許です。一般的に、原付(げんつき)と呼ばれる50cc以下の二輪車に乗るための免許ですね。
原付って聞くと、スクーターのイメージが強い人も多いかもね。
ツーリングに行くというよりは、通勤・通学用に取得する人が多いのかな。
そうかもしれないね。でも、50cc以下のバイクは、スクーターだけでなく、スポーツタイプやオフロードタイプもあり、バイクとしての楽しさを味わえるようなバイクもあるよ!
50cc以下のバイクに乗ることができるのが、原動機付自転車免許です。
実技試験は不要で、免許試験場での学科試験に合格すれば取得することが可能です。
学科試験は、全部で48問あり、学科試験に合格したあと、技能講習、取得時講習を受講することで完了となります。
短時間で取得できるので、身分証代わりに取得する方や通勤・通学で必要で取得される方もいらっしゃると思います。
スクーターのイメージが強い方もいらっしゃると思いますが、上で述べたように、スクーター以外のタイプもあります。80年代、90年代に人気を博したスポーツタイプのミニバイクなどもあります。
<参考>
・コレ原付なの!? フルサイズ50ccのミニバイクたちは今見てもカッコいい!!
・グーバイク 50cc以下
【費用】約8,000円
【時間】最短1日
【排気量】50cc以下
【タンデム(二人乗り)】不可
【高速道路走行】不可
目次に戻るまとめ
今回は、バイクの免許の種類や取り方について解説してきました。
まずは、あなたが「バイクに乗って何をしたいか」というところから、どの免許を取るべきか、を考えてみてはいかがでしょうか。
よし!僕は、ツーリングに行ったりしたいし、まずは中型免許から取りに行ってみようかな!!
この記事を書いている時点で、まだまだコロナウイルス感染拡大の状況が収まる様子が見えていないですが、今のうちにバイク免許を取得し、コロナが落ち着いてから、いろんなところに旅に行ってみてはいかがでしょうか!
また、もしよかったら、バイク仲間として情報交換したり、一緒にツーリングに行きませんか?
【必見】20代男子にオススメのバイク!ツーリングにも!【カテゴリ別】あなたもぜひバイクの免許を取って、一緒にバイクライフを楽しみましょう!!
ちなみに、こんなすごい教習所もあります笑
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