みなさん、こんにちは。クラケンと申します。
英文法って聞くと、難しいイメージが強く、参考書とかを読んでもなんかよくわからない、という方も少なくないと思います。
今回は、僕が大学受験の際にやっていたおすすめの英語文法勉強方法としておすすめのノート術をご紹介します。
僕は、この勉強方法で関西の難関国立大学に合格しました。そして、そこで身に着けた英語力を今でも仕事で活かし、この記事を書いている現在、アメリカのテキサス州ダラスで駐在生活を送っています。
確かに文法だけをやっていても英語が話せるようにはなりませんが、英語に限らず、車の運転、スポーツ、武道などでも最低限の「型」や「ルール」がありますよね。
英語も速く上達し、上手に話せるようになるには、最低限押さえておくべき文法があります。
英文法の基礎を押さえて、英語を上達させることができれば、あなたが今まで会うことのできなかった人と会い、あなたの世界を広げることができます!
英語が話せるようになりたい社会人の方はもちろん、受験を控えた学生さんにもぜひ参考にしていただけたらと思います!
【英文構造丸わかり】英語文法勉強法!おすすめノート術
では、まず英語文法勉強のためのおすすめノート術をご紹介いたします。
手順としては非常にシンプルで、以下の通りです。
- 教科書や新聞、本など読みたい英語の文章を用意(余裕があればノートに転記)
- 文章をルールに則って品詞、節、修飾関係を意識して分解・分析していく
これだけです。
英文を準備できない方は英文集のようなものを使ってもいいでしょう。
⇒ドラゴン・イングリッシュ基本英文100
2の英文の分解・分析の方法についてですが、次のようなルールに従ってやっていきましょう。
(英文の分析ができればいいので、自己流でやってもいいですが、特にこだわりがない方は次のやり方を参考にしてみてください。)
- 文型に合わせて、単語・句・節に下線を引いて、S, V, O, Cのように文型のどの役割かを書いていく
- 名詞の役割を持つもの(名詞・名詞句・名詞節)は、”[]”で囲む
- 動詞は、時制・形を下に書く(例:過去形、現在完了形、3人称単数…etc.)
- 形容詞の役割のもの(形容詞・形容詞句・形容詞節)は、”()”で囲む
- 副詞の役割を持つもの(副詞・副詞句・副詞節)は、”<>”で囲む
- 形容詞は、修飾する名詞に線を引いて、どの名詞を修飾しているかわかるようにする
- わからない単語があれば、意味を調べてその単語の下に意味を書く
- その英文の訳を英文の下かノートであれば、隣のページに書く
いくつか具体例をお見せしたいと思います。
まずは、5文型の基本的なパターンから。
次に、ややこしいthatの分析について。
thatの場合、文脈によって、関係詞として機能したり、名詞節を作って同格のthatとなったり、接続詞としての働きをもったり、と色々な働きをします。
それぞれの場合の分析のイメージはこんな感じ。
これは関係詞節を作っているthatです。修飾しているのは直前にある”the movie”で、その就職関係を線で表示しています。
文全体では、the movie that…、の部分が大きな名詞の塊になっていて、動詞(see)の目的語として機能しています。
そして、thatで作られた関係詞節内では、thatで代用された”the movie”を「関係詞節内の主語」として文型が形成されています。
この名詞節のthatは、文全体では、動詞(hope)の目的語(O)の役割を持っていますが、そのthat節の中でさらにSVの文型を持っています。
これは、同格のthatです。名詞句”a good chance”の中の名詞”chance”と同格をなしており、
“chance”の意味を説明する関係になっています。
なんとなくイメージ、おわかりいただけましたでしょうか?
もしわからない点がございましたら、コメント欄やツイッターなどでお問い合わせください。
文法がわからない場合
ここまで説明したやり方で英文を分析していくと、その語句の機能がわからなかったり、例えば仮定法のようにその文法用語の意味がわからないような場合もあると思います。
そんなときは、丁寧に本などで調べましょう。
(※おすすめ参考書:総合英語 Evergreen)
大事なのは、先に文法から学ぶのではなく、実際の英文に触れながらわからない文法を学んでいく、ということです。
英語ができる人1,000人を対象にした調査によると、最も効果的な英語学習方法・英語勉強法の上位は、次の3つだそうです。
(引用:本当に効果のある英語の学習方法とは?英語ができる人を対象に調査。)
- 動画や映画を使った学習 31%
- 参考書を使っての学習 24%
- 学校や塾、オンライン英会話 21%
いずれの学習方法にも共通しているのは、実際に英語に触れ、五感を使いながら、文法や単語の理解を深めていく、という点だと言えます。
英語は、あくまでも「技能」ですので、口や耳、そして、心をフルに活用しながら、それを補完する方法として、今回のノート術を活用するのも十分効果的な英語学習方法だと思います。
まとめ
はい、というわけで今回、英語文法の学習方法とそのためのノート術についてご紹介いたしました。
でも、なんか難しそうだなあ…
と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方は、まずは文型を理解するところから始めてみるといいでしょう。
自分が読みたい英文、書きたい英文、話したい英文の「型」を意識できるだけでも、文の組み立てがしやすくなると思います。
また、こちらの方のようなおすすめの英文法学習サイトなどもあり、無料で英文法を学ぶことも可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください!
⇒※参考:Eigo Love
文法はいいから、とにかく会話をできるようにしてくれ!!
と燃えているような方は、いきなり会話の訓練から始めてもいいと思います。
具体的な方法については、また別記事を書こうと思いますが、とりあえず、おすすめの会話訓練教材をご紹介させていただきます。
⇒パタプライングリッシュ・実践レビュー日記
⇒ELSA speak
では、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いします!
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