みなさん、こんにちは。クラケンといいます。
今回は、「スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング」という本をご紹介します!
僕がPythonの学習を始めたばかりのときに実際に使っていた本で、プログラミング初心者でもこの本で超絶簡単にPythonプログラミングを学ぶことができます!
ホントにそんなに簡単にPythonの基礎を勉強できるのか!?
おう!チョッパーもこの本さえ読めば、きっとPythonでプログラムを書けるようになるよ!
ホントかー!?どんな本なんだ?
【Python入門】これを読めば完璧!Pythonふりがなプログラミング!!
今回ご紹介するPython入門本は、
『スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング』(出版:インプレス 監修:株式会社ビープラウド (著)リブロワークス)です。
この本を読むことで、一通りのPythonの文法の基礎を学ぶことができます。
Python入門書としての本書の2つのオススメポイント
この本がオススメなポイントは、次の2つです。
ポイント その①:基礎を一通り学べる
ポイントその①は、
Pythonプログラミングに必要な環境構築からPythonの基本的な文法までを1冊で学べる点です。
本書では、ややこしそうなPythonプログラミングのための環境構築のやり方が、画像付きでわかりやすく解説されており、書かれている手順通りにとりあえず手を動かせば、Pythonでのプログラミングを始めるための基本的な準備が一通りできるようになっています。
Pythonでプログラミングを始めようと思うと、まずはご自身のパソコンがPythonを読み込めるようにしたり、ご自身のパソコンでPythonを使ったプログラム開発ができる環境を整える必要があります。
本書では、その最初の手順からわかりやすく解説されています。
そして、読み進めていき、例えば、
print("Hello World")
といったシンプルなコードや、
team = ['A', 'B', 'C', 'D', 'E']
for t1 in team:
for t2 in team:
print(t1, 'vs', t2)
のようなコードを書いて総当たり表を作るなど、実際に手を動かしながらコードの書き方を学んでいくようになっています。
ポイント その②:ふりがなで直感的に理解できる
ポイントその②は、
コードにふりがなが書いてあるので、全くの初心者でもプログラムの意味が理解しやすいということが挙げられます。
タイトルにもあるように、本書ではそれぞれのコードの記述に、「ふりがな」が振られています。
どういうことかというと、例えば、先ほどの総当たり表でも、
team → 変数team
= → 入れろ
のようにそれぞれの文字に意味がふりがなとして書かれているので、そのコードを記述することで、どんな指示をコンピューターに与えているのか、ということが直感的にわかるようになっています。
例えば、先ほどの、「= (イコール)」の記号ですが、
A = 1 + 2
という風に書かれると、一般的な解釈では、「A」と「1 + 2」が、「同じものである」という意味で読みたくなります。
しかし、実際はコンピューターに対して、
「A」という変数に、「1 + 2」という式の結果を「入れろ」と指示する
ことを表し、日常的に使っている「= (イコール)」とは若干異なります。
これを理解していると何がいいかというと、例えば、似たような表記として、
A == 1 + 2
という書き方もあります。
では、この「==」こそが僕たちが日常的に使っている「= (イコール)」の意味で、左側と右側が同じものである、ということを表しています。
これを、文字だけ見て暗記しようと思っても、たくさんの記号やコードのルールを覚えようと思うと大変です。
しかし、これを、「=」は「入れろ」、「==」は「左と右が同じものである」、という風に日本語で意味を理解していくと、より早く理解できるようになります。
確かにこれなら自分が書いたコードがコンピューターにどんな指示をしているかがわかりやすいな!!
こんなプログラムを作れるようになる!
ちなみに、下記は、僕がこの本を読んでから最初に作ったプログラムです。
text=input('国名を入力してください。')
greeting ={'日本':'こんにちは','Japan':'こんにちは','アメリカ':'Hello', 'USA':'Hello','ブラジル':'Bom dia','Brazil':'Bom dia','中国':'你早','China':'你早'}
#↑国名とあいさつの辞書
if text in greeting:
print(greeting[text]) #入力された国名が辞書内にあるかどうか判別
else:
print('その国は登録されていません。')
これは、入力した国名が、辞書型{}の中にあれば、そこに登録された国の挨拶を表示するプログラムです。
これをベースにさらに発展させて、
import pickle
import os
text='' #変数textの記載
greeting ={'日本':'こんにちは','Japan':'こんにちは','アメリカ':'Hello', 'USA':'Hello','ブラジル':'Bom dia','Brazil':'Bom dia','中国':'你早','China':'你早'}
#辞書型の作成
if not os.path.isfile('greeting.data'):
myfile = open('greeting.data', 'wb')
pickle.dump(greeting,myfile)
myfile.close
myfile=open('greeting.data','rb')
greeting_data=pickle.load(myfile)
while text != '終了':#終了と入力しない限り繰り返す
text=input('国名を入力してください。終了する場合は、「終了」と入力してください。')
country=text
if country=='終了':
print('終了')
break#終了と入力されるとその時点で終了
if country=='':#未入力の場合、入力が確認できないことを表示し、最初に戻る。
print('入力が確認できません。')
continue
if country in greeting_data:#辞書型に存在する国名の場合、その国に一致する挨拶を表示する
print(greeting_data[country])
else:
new_greeting=input('その国の挨拶は登録されていません。その国の挨拶は何ですか。知らない場合は、「知らない」と入力してください。終了する場合は、「終了」と入力してください。')
#入力された国名が辞書型に存在しない場合、新しい国名と挨拶の追加を行う。知らない場合は、最初に戻り、終了する場合は、その時点で終了。
option =['知らない','終了']
if not new_greeting in option:
if new_greeting=='':#未入力の場合、入力が確認できないことを表示し、最初に戻る
print('入力が確認できません')
else:
greeting_data.setdefault(country,new_greeting)#辞書型greetingに存在しない国をキーとする挨拶を新たに追加する
elif new_greeting==option[0]:
continue
else:
print('終了')
text='終了'
with open('greeting.data','wb') as f:
pickle.dump(greeting_data,f)
with open('greeting.data', 'rb') as f:
print(pickle.load(f))
こんな感じのプログラムが書けるようになりました。(書き方とかはまだまだ改善の余地がありそうですが)
これは、先ほどの挨拶を返すプログラムを基に、辞書型{}に登録されていない国名を入力した場合に、その国の挨拶を新たに入力することで、国名と挨拶の新しい組み合わせを追加登録できるようにしたものです。
こんな感じで、この本でPythonの勉強を始めることで、基本的な文法を見つけることができ、シンプルなプログラムであれば、自由に作れるようになります。
まとめ【初心者向けおすすめPython入門本!】
今回、これからプログラミングの勉強を始めたい、プログラミングを独学してみたい、といった方に、Pythonのオススメ入門本として、
『スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング』
(出版:インプレス 監修:株式会社ビープラウド (著)リブロワークス)
をご紹介しました。
イラストもポップなので、初心者が抱きがちな、「なんか難しそう…」という感覚をぶっ飛ばしてくれる1冊だと思います。Python学習の入門書として超絶おすすめです!!
本書で学習するにあたって、1点ポイントがあります。それは、この本に限らず、プログラミング学習全般に言えることですが、
必ず実際に手を動かしながら学ぶこと
これが、とても重要です。
いわゆる写経と呼ばれる方法ですが、初心者のうちはテキストに書かれたコードを真似して打ち込むだけでも効率的な学習効果が期待できますよ!
ぜひ本書を読みながら実際に手を動かかしてスキルアップにつなげていっていただけたらと思います。
よし、俺もこの『スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング』でPythonの書き方を覚えて、ルフィとウソップに自慢してやるぞ~!!
関連書籍
今回は、Pythonの入門本を紹介しましたが、一通りPythonの入門編を終え、基礎を身に着けた方向けに以下のような本も載せておきます。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いします!
コメント